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■ミノルタXDのスクリーンをライカR用に交換する

ファインダースクリーンは一眼レフにとって青春だ!

写真を撮る行為の中で、ピントを合わせ、フレームを決めるため一番重要な部分。
にしきんが使ってきたXDは、購入後まもなくスクリーン清掃をしようとして汚してしまい20年間そのまま使ってた。
最近ある方から「ライカRシリーズ(4〜7)のが使いまわしできるかも」なんて話を教えていただいたのでトライしてみようかと心が動いたが、一枚6,000円もするためさすがに躊躇。
好事魔多し(笑)運良く某オークションで出品されていることまで親切に教えてくださる方がいて、無事新品同様を2,000円で入手できたので実験開始!
右の画像でもハッキリとわかりますが、見た目からして透過光が全く違う。効果も相当違うのではないかと期待はさらに高まるのであった。

準備したもの

・スクリーン
・精密ドライバー(+と−)
・ピンセット
・ニッパー
・耐水ペーパー(400番と600番)

作業開始

1. XDをさかさまに置く
2. マウント側上部にあるスクリーン板押さえ板用のネジを外す(1mmほどしかないので注意)
3. 押さえ板を外す(単なる一枚板)
4. スクリーン固定用の爪を外す(ベロ状に奥へ伸びてスクリーン板を直接押さえている)
5. 外した穴から精密ドライバーのマイナスを使いスクリーンを奥に軽く押しながら、ミラー側へ軽く押す(モルトに少し引っかかる場合もある)
6. スクリーン板が外れたら、ピンセットを使って慎重に外す
7. 整形したライカ用をはめる、奥側に板バネがあるので奥へ軽く押しながら、プリズム側へはめ込む
8. 2.→1.と逆順で固定する

XDとライカRスクリーンサイズの違い

サイズは縦、横、厚みは全て同一。
ライカR用の方がコーナーが丸くなっているが、装着時には見えない部分なので実用上支障はない。
問題は固定用の爪(タブ?)の大きさが違うことだけ。

スクリーンの爪(タブ?)を削る

ここさえ合えばはまるとあって、焦ってしまった。
まず大胆!(かつ慎重)にニッパーでパチパチと少しずつ折り、カッターである程度整形する。スクリーンは樹脂製だが、予想外に硬質で割れると遠くに飛んでいく(人の指の爪よりも硬い)。形が近づいてきたら耐水ペーパーで根気よく擦った。その際に削りカスでスクリーンを傷つけないよう少しずつブロアで飛ばしながらの作業をする。
スクリーン自体のサイズが同一であること、固定用爪が割といい加減な止め方なこと、からだいたい形が決まったらもう装着にとりかかったが、基準面がどこなのかとか本当はチェックすべきであったと反省(苦笑)

結果

実は装着時に奥へ押し込もうと力を入れた際にピンセットが滑って、スクリーンを傷つけてしまった(涙)

見え味

ノーマルに比べて、砂状のザラザラ感があり、少々青っぽくなった(というかノーマルが黄色い?)。
スクリーンだけを見ると、白っぽく半透明なので透過光が悪そうに見えたが、肝心の明るさは「そんなに変らない」か、いや若干暗く感じる程度。
合焦は正直少しやり辛くなった。ノーマルのアキュートマットに比べ、ボケ具合が小さくなった(より自然なボケになった)ためと思われ、作画でボケを見るにはいい効果が得られるのではないか。(アキュートマットはピントの山(ピーク)を超えるとリング状にボケる性格がある)。
輪郭ニジみもなく「まぁまぁ」といったところ。ま、普通のスクリーンですな(苦笑)
ただ20年来装着されていたものに比べると精神的にスッキリとしてなかなかよろしい。

露出補正

ノーマルアキュートマットにくらべ見た目は明るくなっていないが、F1.4〜F2.8での露出値は半段オーバーになる。ザラザラ感のせいで光が拡散され、露出計がそれを拾うせいか?(よくわからない)
撮影は−0.5にして行ってみたが、特に問題なさそうである。
アキュートマットは特性としてF4.5以下で格段に明度が落ちるので、F5.6あたりだと露出値が変わってくるかもと思ったが、そうでもなさそう。ただポジでもっとたくさん撮影してみないとなんともいえない。


最後にしょーもないことですが、この改造をされる場合にはあなたの自己責任でお願いします。失敗して大切なスクリーンやミラー、プリズムなどに傷をつけてもにしきんは責任を持ちませんのでご了承ください。

2001.07.29 にしきん(C)


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