ミノルタン minoltan
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■ ミノルタを知る本

このページにあるミノルタの社史やカメラのことが書かれた書籍のうちほとんどは絶版です。にしきんが所有しているもの、または一部複製があるもの(表紙がないのでネット上から拝借してきました(笑))などを紹介しておきます。貴重な資料を分けていただいた方、複製にご協力いただいた方には、この場においても改めて感謝申し上げます。
比較的新しめの80年代以降の書籍については古本屋を丹念に回るか、大手または地方の本屋では入手可能なものがあるやもしれません。また意外と大学や市立図書館も穴場といえます。ネットオークションでも時々出て、レア本になるとマニアな方と競り合うこともしばしば(苦笑)
ミノルタ社内では「35年の歴史」「45年の歴史」「50年の歴史」など社史編集委員会による非売本や「ミノルタエコー」などの社内報もあり、そういった一般市民にとってはレアな本の入手方法を考えるのも"ミノルタ馬鹿一代"の生き様ではないかと思ったり(笑)
比較的入手しやすいミノルタカメラクラブ(旧ロッコールクラブ)会員になると送られてくるPhotoWave誌にもカメラの変遷が掲載されることがあります。ただ、残念ながら2000年以降は過去機種について突っ込んだ記事は掲載されていません。
また雑誌でも時々特集記事がありますが、書き出すとキリがないので代表的なものだけ最後に載せておきます。

ROKKOR
ロッコールクラブ会員誌(1971〜1988年)
B4変形版

ミノルタの会員誌。会員のフォトコンがメインであるが、新型が出た際の商品紹介や当時のCMなどばかりでなく、70年代までは故田嶋一雄氏の手記、工場紹介なども掲載されている。また読み物として著名写真家(篠山紀信、浅井慎平、荒木惟美など)の作品集や手記なども興味深い。
PhotoWave
ミノルタカメラクラブ会員誌(1989〜現在)
A4変形版、A4版

ROKKOR誌改名版。初期はカメラの紹介なども載っているが近年では作品掲載ばかり。人物カラー写真って、モデルだろうがじーさんばーさんだろうが子供だろうが服装や髪型などからすぐ古臭くなるから、開発話やメカ話に比べておもしろくないのよね。


季刊クラシックカメラ
ミノルタ ロッコール伝説
双葉社(2001年)
A4版

たぶん、現在書店で購入可能な唯一のミノルタのカメラ全般のことが書いてある本。
カメラの歴史や解説のほか、これまで表に出てこなかったスクリーン開発者の話も掲載されている。個人的には中でもアイドル写真の小沢忠恭の話「ミノルタをクルマにたとえるとシトロエン」に共感したり。
レンズ描写についてはちょっと違うかなぁと思う部分もあるが、まぁセミクラシック系の本ではよくある話かもね。
とりあえずスカイがミノルタ大阪サービスセンターに戻ってきてよかった。


ミノルタSRの使い方
日本カメラ増刊(1971年)B5版

SR-T101を中心にしたSRシリーズの操作、システム解説本。
SR系の設計理念やCLC測光の解説、MCロッコールレンズ群の説明などが掲載されている。
ミノルタ一眼レフシステムの使い方
日本カメラ増刊(1973年)B5版

X-1、SR-Tsuperの操作、システム解説本。
満を持して発売した最高級機X-1の開発理念、MCロッコールレンズ群の説明などが掲載されている。
ミノルタXD、XG-Eの使い方
日本カメラ増刊(1978年)B5版

XD、XG-Eの操作、システム解説本。
Xシリーズの設計理念と変遷を始め、MDロッコールレンズ群の説明などが掲載されている。
ミノルタX-700の使い方
日本カメラ増刊(1982年)B5版

X-700を中心にした操作方法、システム解説本。
X-700で導入した新しい電子技術の解説、NewMDレンズ群の説明などが掲載されている。
ミノルタのすべて
朝日ソノラマ(1978年)新書版
X-1motor・XD・XG-Eの使い方やシステムを中心に、ミノルタカメラ史、ロッコールレンズの開発理念、篠山紀信・三本和彦などプロカメラマンの撮影講座などが掲載されている。
ミノルタカメラのすべて
カメラレビュー クラカメ専科(1988年) A4版

今のところ最新かつ詳細にミノルタのカメラについて一番詳しいバイブル。戦前からの社史や二眼レフ、16mmからレンジファインダー、コンパクト、Xシリーズまでのマニュアル系一眼レフ、レンズなど系統立てて詳しく書かれている。αについてはさらっとしか書いていないので余計に楽しい。
ライカに追いつけ!
朝日ソノラマ(1995年)A5版

1950年代ミノルタにいらした神尾健三氏が、ミノルタスカイからSR-2の時代のミノルタを回想している。ミノルタ首脳や開発陣がライカに対して相当の思い入れがあったことや、戦後復興四方山話、またデザイナーの白松正氏、レンズ設計の小倉敏布氏との対談もあり非常に興味深い話ばかり。
写真レンズの基礎と発展
朝日ソノラマ(1995年)A5版

1950年代から約20年にわたりミノルタのレンズ開発に携わってきた小倉敏布氏によるレンズ入門書。
レンズタイプから、広角〜望遠・ズームレンズについて素人にも非常にわかりやすく書かれてあり、またご自身が開発したRFロッコール、バリソフト、VFCをはじめ、AFエンコーダまでミノルタレンズを解説してある。
私のミノルタフレックス
玄光社(1951年)B6版

当時のカメラ評論家・吉川速男氏が執筆したミノルタフレックスの解説本。
戦後あった6×6判カメラブームの中、ローライとの比較や使用上の工夫などが事細かく書かれており、当時としては非常に素晴らしい本である。
私のミノルタフレックス
朝日ソノラマ(1982年)新書版

カメラレビュー誌に連載されていた白井氏が亡くなった後、編集された各社試作カメラの紹介本。
ミノルタ関連ではスカイ、エレクトロズームXの開発話のほか、日東精工が生産をしたルックについての記事が掲載されている。
NEW SLR WORLD
ミノルタカメラ発行(1980年)B5版

ミノルタサービスセンターなどで販売していた一眼レフの解説本。
写真の仕組み、様々なシーンの撮影方法、ロッコールレンズの特色、X-1motor・XD・XG-E・X-7の主要説明などが掲載されている。
私の履歴書
日本経済新聞社(1986年)A5版

昭和58年4〜5月、日本経済新聞夕刊に連載された「私の履歴書」をまとめたもの。ミノルタ創業者・故田嶋一雄氏の回顧ロ禄が掲載されている。
創業当時からの苦労話、50年を迎えて新たな道を歩みだす心意気をうかがい知ることができる。
TRY US
〜 ミノルタレンズの世界

ミノルタカメラ(1981年)A4版

NewMD(つまりロッコール名が外れた)レンズへのラインアップ変更時に発売された。
レンズ解説や篠山紀信の作例のほか、当時の主流として新しいズームレンズのこと、レンズ開発薀蓄などが載っている。
TRY US II 〜 ミノルタ一眼レフカメラの世界
ミノルタカメラ(1983年)A4版

X-700、500、600のX3桁機のラインアップ完成と充実したNewMDレンズ群の解説本。
今では海辺風景写真家の大家・三好和義氏がアイドル写真を撮っていたりする。
TRY US III 〜 αINNOVATION
ミノルタカメラ(1986年)A4版

α-7000・9000を駆使して撮影した豊富な海外ロケの作例を中心にI2NS(Intelligent Information System)の理念、技術を解説している。
AFやシステム解説ではマンガちっくなイラストでわかりやすい。

TRY US IV 〜 αCHRONICLE
ミノルタカメラ(1988年)A4版

新発売したα-7700iの解説と海外ロケの写真。
30余名ものプロによるαレンズ作例は非常に美しくレンズが欲しくなってしまう。また著名人によるα賛歌も掲載されている。
ミノルタαシステム開発秘話
ミノルタカメラ(1988年)B5版

1981年頃からα-7000の開発・発売に向けてのドキュメンタリー記録。経営陣・開発陣・営業マンなど実名で社員がどんどん出てきてまるでNHKの"プロジェクトX"・・・サラリーマンの涙を誘う。
TRY USIIIのおまけのモノクロ小冊子であるが、これだけでも十分読み応えがある。
ミノルタαシステムの使い方
日本カメラ別冊(1986年)B5版

α第一世代の7000・9000・5000のの操作、システム解説本。
松田二三男氏と開発陣の対談も非常に興味深い。
ミノルタαシステムの使い方No.2
日本カメラ別冊(1989年)B5版

α第二世代の7700i・5700i・3700iの操作、システム解説本。
RF500mmをはじめ充実してきたαレンズの解説にページをかなりさいている。
ミノルタαシステムの使い方No.3
日本カメラ別冊(1993年)B5版

α第三世代のxiシリーズの操作、システム解説本。
20種類を超えたインテリジェントカードの解説にページをかなりさいている。
α7000 製品解説書
ミノルタカメラ(1985年)A4版

α-7000発表会などで配られた解説書。
開発趣旨やレンズ、ボディ内モーター、アルゴリズムなどがわかりやすく解説されている。特に新マウントになったレンズについてはかなり紙面をさいて、ユーザーや販売店の理解を得ようとする姿勢が見え隠れしている。
同様のものでα-9000用もある。
新世代αの全貌
ミノルタカメラ(1991年)A4版

第3世代α、α-7xi発売当時に配布された冊子。
赤瀬川原平氏のコラムやインテリジェントカードの紹介が興味深い。
ただ具体的にメカ紹介があるのではなく、カタログの延長線上みたいな感じではある。
Minolta50年の歩み
ミノルタ社史編集委員会(1978年)A4版

創立50周年記念誌。経営理念・定款・財務報告・販売網などが掲載されている関係者向けに配布されたもの。
ミノルタ好きとしては広告、商品史などが充実しているのが嬉しい。
I’m
ミノルタカメラ(1984年〜)A4版

1984年から毎年出版されている(と思う、1991年までしか確認できていないので)。ミノルタ技術陣の「気質」と「心」を公開している技術解説書。難しい数式や用語がドッサリ出てくるのでさっぱりわからない(笑)が、製品の開発方針や技術者の方々の横顔が知れておもしろい。
ミノルタ"α"経営の現場
講談社(1989年)新書版

日本国内だけでなく、世界に衝撃を与えたαショックを生み出したミノルタについて、創業当時からCI導入、そしてαの開発へと総合的に書かれたビジネス新書。
創業当時や戦後の苦労話、ハイマチック、スペースメーター、ライカとの技術提携について他ではあまり書いていない内容が載っている。
「ミノルタα経営の現場」資料編
ミノルタ社史編集委員会(1989年)新書版

60周年記念として初めて一般に売り出された「ミノルタα経営の現場」には書かれなかった内容、経営理念・定款・財務報告・販売網などが掲載されている関係者向けに配布されたもの。
ミノルタ好きとしては広告、商品史などが充実しているのが嬉しい。
MINOLTA CLASSIC CAMERAS
SILBER PIXEL PRESS(現行?)新書版

SR-T101、XD、α-7000・9000・7700i・8700iについての操作ガイド本。
SR-T101と8700iでは20年も開きがあるしシステムだって違うカメラを同時に本にしてしまうとはさすがアメリカというべきか。海外旅行の際には本屋に立寄ってみるのもおもしろいかも。
MINOLTA SLR CAMERAS
(1980年)AB変判

海外版「ミノルタ一眼レフのすべて」(笑)
XD、XG系、XKmotor、一眼レフ用レンズの使い方(なぜかマクロ撮影方法がくわしい)のほか、110SLRが掲載されている。当然だが作例写真が海外の風景だったりして楽しい。

カメラ毎日別冊78年度版カメラ買物情報
毎日新聞社

カメラ毎日が別冊で毎年出している総合情報。この年は、おなじみ千葉大工学部によるデュアルオート対決が最大の読み物である。ミノルタXDとキヤノンA-1がなんと25ページも渡って、機能、外観、ファインダー、レンズ、露出、アクセサリーと比較してある。
日本カメラ
1989年8月号〜1990年9月号

日本カメラ社

14回に渡ってミノルタのカメラを年代別(当然1990年まで)に整理。販売機だけでなく試作機スカイ、エレクトロズームX、SR66などや海外モデルについても掲載されている。ただなにぶん全機種を網羅しているためそれぞれ単体の説明は10〜20行ほどと簡素なものである。
日本カメラ1995年5月号〜6月号
日本カメラ社

ミノルタα10周年を記念した企画。カメラ編とレンズアクセサリー編に分かれており、世代別にそのしくみなどを開発者の言葉を交え簡単に解説してある。またその後7月号からは「αレンズの世界」と称して毎月1本ずつプロの作例を紹介している。
月刊カメラマン
1998年7月号〜2000年9月号

モーターマガジン社

LEVEL UP講座・ミノルタ編と称し、一眼レフに絞って機種別に機能/性能を図解している。宮崎 洋司氏によるものでミノルタから資料提供されているのかかなり詳しい。
アサヒカメラ1998年11〜12月号
朝日新聞社

「ミノルタの70年 歴史編」「ミノルタの70年 開発物語編」として社史や一眼レフ開発秘話、α7000から9までの談話が掲載されている。退職された方々の貴重な談話が、非常におもしろい。
2001. 5.18作成 2002.8.31改正 にしきん(C)


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